メルセデスベンツCLS350本革 右H

4ドアクーペの礎を築いたメルセデスベンツCLS350！

メルセデスベンツというメーカーはたまにこういった新しい試みをします。
クーペと言えば2ドアが基本であるのが一般的。
そこへ質実剛健なメルセデスベンツというメーカーが、
スタイリッシュは”4ドアクーペ”を発売するのだからビックリします。

見た目にもこれで車検が通るの？と思うほど低い車体ですが、
アンダークリアランスは普通の車たちと何も変わりません。
一般的な道路であれば全く気にせずに使用できるのはもちろんのこと、
乗ってみて驚かれるのはその車体の取り回しの良さ！

全長491cm
全幅187cm
全高140cm
おおよそSクラスよりは小さくほとんどEクラスぐらいのサイズ感。
データーだけで言えば大き目のサイズに感じるのですが、
実際にハンドルを握るとちょうど雰囲気的にはもうあとワンサイズ小さく感じます。
これにはいろんな要因があるのですが、
おそらくウェッジシェイプされたボディーデザインの影響があるのでは？と考えています。

リヤ席は頭上高があまり取れませんので少し狭く感じますが、
4シーターなので席自体のゆとりはたっぷりあります。

運転席廻りの造形もドライバーが運転に集中出来るように考えられているのと合わせて、
全体的なメルセデスとしての高級感もしっかりと兼ね備えています。

エンジンは新世代DOHC3500cc。
ミッションは変速ショックを感じさせない7Gトロニック。
この7Gトロニックはメルセデスベンツ自社製で、
ロックアップ時間が長いのでマニュアルミッションのような燃費性能と、
加速性能を有しています。
特に燃費に関しては7Gトロニックになってから劇的に良くなりましたね。

さて納車整備について。
当店にとっては比較的新しい目のメルセデスベンツ。
とは言え消耗部品の交換を中心に今後の維持が楽にして頂けるような整備をさせて頂きます。
トランスミッションオイルもディーラーでは交換をあまりしないようですが、
当店ではフィルターおよびパッキン含めて交換。
一回の交換では全ATFの一部しか交換できませんので、
ATF交換は数回の抜き変えをして出来る限り綺麗なコンディションにしてから納車させていただきます。

また足廻りは試乗ですでにしっかりしていることは確認していますが、
リフトアップ後にブッシュなどの確認や、
各部ボールジョイント（人間の関節）などの負荷を掛けたガタの点検を行います。
電装品や各種の装置品についても再度チェックをスタッフみんなで行って参ります。
最後はその確認のために試乗をしっかりと行い、
スタッフみんなで清掃および仕上げを行って納車となります。

輸入車の中古車はそうやってしっかりと手を入れてあげることで元に戻ってくれます。