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ダッジバンの中古車、専門店もあるなど人気が高いです

ダッジはアメリカの自動車のブランドです。販売台数の78パーセントがトラックであることもあって、トラックメーカーというイメージが強いですが、多様な車種構成を持っています。前身は1914年に設立された自動車生産会社です。1917年、アメリカの自動車産業で初のアメリカ陸軍へ輸送車を供給します。輸送車は第一次世界大戦で高く評価され、戦後そのノウハウを活かして商業車の生産に着手し経営は順調でした。けれども、1925年に投資会社にそれまでの自動車産業では最高額の148億ドルで買収されます。その後アメリカの大手自動車メーカーへ売却されます。その自動車会社でダッジブランドで生産されたのがダッジバンです。フルサイズで当初は貨物バン、乗用ワゴンが販売されていましたが、1980年にピックアップモデルのラインアップに統合されます。貨物モデルはボディ後部側面の一方にドアや窓を設けないでまるごと溶接し強度を上げたユニフォームと呼ばれるデザインを採用し、競合他車と比べて、重量、強度の点で有利でした。また、使い勝手を考慮した側面と背面の観音開きのドアを採用します。1970年代には、北米市場でヒットし、一般的な貨物車の代名詞になります。


1979年に最初のモデルチェンジを行い、1980年代初頭には北米でトレンドであった角ばったグリル、ライトが採用されます。このモデルチェンジの際に、インテリアも一新されています。販売開始から24年経過した1994年に二度目のモデルチェンジを実施、再び丸みのあるデザインになります。乗用ワゴンは、ヒットしたキャラバンへ移行します。エンジンボディサイズは多様です。基本的にはショートボディとロングボディーの2種類です。競合する他社のモデルは3代ほどモデルチェンジしたのですが、基本的な構造はほとんど変えないで2003年まで販売が継続され、北米の自動車市場で単独モデル最長寿になります。さて、中古車を探します。排気量は5200cc平均燃費は5kmと決して経済的であるとは言えませんが、専門に扱っている中古販売店も多いのはその人気が衰えていないという証拠でもあるのです。昔、大きいことはいいことだというキャッチフレーズがありましたが、つまり、大きい事が人気の一つの理由でもあるでしょう。