高級車でもハイブリットモデル　レクサス　GS　中古車

GSは、日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車が展開する、高級車ブランド「レクサス」から販売されている大型セダン（Eセグメント）である。「GS」の由来は「Grandtouring Sedan」の頭文字をとった略である。2012年現在で販売されているのは4代目モデルであるが、初代と2代目モデルは日本国内に限ってはトヨタブランド（ネッツ店）にて「トヨタ・アリスト」として販売されていた。そのため公式ではないものの、アリストのエンブレムだけを変えて販売しているものもある。そのため非常に身近な高級車といえよう。用意されるラインアップ上の中では、このモデルは最上級車の「LS」に次ぐ上位に位置する4ドアセダンである。また、LSなどと同様に、エンジンと電気モーターを併用したハイブリッド仕様車を3代目モデルからラインアップに加えているなど、高級車＝燃費が悪いというイメージを払拭させる役割にもなっている。そして2012年12月には、GS450hのサドルタンインテリアがオートカラーアウォード2013でオートカラーデザイナーズセレクション・インテリア部門を受賞するなど世界各国でも評価されつつある。3代目と同時期に開発された他のISなどのモデルやトヨタ車（クラウン、マークXなど）と同じように、細やかな電子制御や特殊なパーツ等によりカスタマイズは難しいとされてきたが、現在ではトヨタのセミワークス的存在とも言えるトムス（TOM'S）をはじめ、数多くのチューニングパーツメーカーなどがカスタマイズに成功している。展開されるグレードは排気量によって300・350・400・430・450h・460と非常にわかりやすいように順々に付けられている。中古車のすべてのグレードの平均価格は333万円となっていて、手を出せない金額ではないことがわかる。また最低価格として160万円程度から購入することもできるので、憧れているユーザーには非常に興味を持てるモデルとなっているのではないだろうか。それでも高いというユーザーは、アリストを買ってエンブレムだけ付け替えればかなり安く済むが、周りから白い目で見られるかもしれないので覚悟は必要になるだろう。