アメリカで人気のシリーズ　レクサス　LS　中古車

LSは、日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」のフラグシップモデルの大型セダン（Fセグメント）である。車名の由来は「Luxury Sedan」の頭文字をとった略である。2012年現在で販売されているのは4代目モデルであるが、初代から3代目モデルまで、日本国内に限ってはトヨタブランド（トヨタ店・トヨペット店）にてトヨタ・セルシオとして販売されていたため、日本人には身近な存在である。なお現在販売されているモデルについては、ハイブリッドカーも存在する。1989年、トヨタがアメリカ合衆国を主要マーケットとして新たに立ち上げた高級車ブランド「LEXUS（レクサス）」の最上級車として、下位モデルの「ES」とともに初代モデルが発売された。従前、北米の高級車市場はキャデラックやリンカーンといった米国メーカーや、メルセデス・ベンツやBMWといった西ドイツメーカーが主流で、日本車メーカーが割って入る余地今まで無かった。しかし、トヨタは日本特有の圧倒的な静粛性や快適性、高品質を追求することで新規参入余地はあると判断し、初代LSの開発が開始された。1989年に発売されたLSはトヨタの目論見通り北米マーケットで引く手数多の人気となり、レクサスブランドの礎を築くきっかけとなった。同時期に日産自動車が同様に北米市場にて高級車ブランド「インフィニティ」を立ち上げるも、メルセデス・ベンツやBMWの人気には到底及ばず、失速状態での運営スタートとなったのとは対照的であった。また、レクサスの成功により、後にフォルクスワーゲンなどの大衆車メーカーが高級車市場へ参入するきっかけともなった。初代登場以降、2006年11月18日に2006-2007日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞や、2007年4月5日日本車として初の世界カー・オブ・ザ・イヤー受賞（LS460）など数々の受賞経歴がある。新車はとても高いので、中古車が人気を持つが、その価格は300万円程度が平均値としてあげられる