メルセデスベンツML270 CDI1オーナー 地デジナビ

注意事項・・・この車両はディーゼル特定規制地域以外での登録しか出来ません。

前期型最終のML270CDIが入庫して参りました！

それも新車時からワンオーナーの実走行8万キロとディーゼルメルセデスではまだ慣らし運転が終わったぐらい！

5気筒2700ccコモンレールターボディーゼルエンジンは、
最高出力163馬力、最大トルク40.8kg・ｍを1800回転と低回転域から発生させる実用エンジンなのです！

1800回転といえばアクセルをちょこっと踏むだけです。
その回転から2600回転まで同じ40.8kg・ｍのトルクを発生させますので正に”フラットトルク”！

最新の車は最高出力をほとんどアナウンスしなくなりましたね。
トルクが一般的な日常使用では非常に有効な指標であったことは以前より常識。

やっと最近の車もそういった考え方が出て来ましたが、
メルセデスは今も昔も当たり前にこういった車を作っていたんですね。

全長・・・460cm
全幅・・・183cm
全高・・・182cm

全長は5ナンバー（470cm）よりも短く、
全幅は5ナンバー（170cm）よりも13cm広く、
全高は5ナンバー（200cm）よりも低い。

以外に全長が短いのには驚かされます。
室内前後の広さは、
全席で非常にゆったりしたスペースを確保。
さらに荷室は十分な幅と高さが確保されていますので、
多少大きな荷物でも十分積載可能な能力を備えています。

全幅が少し3ナンバーサイズで大きいことを除けば、
町乗りでの取り回しのし易さを感じていただけるボディーサイズになっています。

実際に私が同じML270CDIに現在の愛車として乗っていますが、
普段の通勤やレジャーなどでのパーキングへの駐車のし易さや、
京都市内の複雑な道路でのハンドルの切れやすさなど、
SUV特有の扱いづらさは皆無に近い印象です。


内装や外装について。

全体的に嫌味なく良好な状態を保っています。
今すぐ直すべき傷や凹みは皆無。
塗装の艶もしっかりしていますし、
また樹脂モールなどの状態も良好です。

内装では天井やシートなどが痛みやすいですが、
このML270は非常に綺麗に前オーナーがお使いいただいたのでしょう。
もちろん喫煙暦はなしです。

ナビはカロ製最近のメモリー2DINナビに地デジチューナー内蔵タイプです。
CDやDVDなどの再生もOK。
W163専用取り付けキットにてしっかり装着されています。

総括。

室内や少しアメ車みたいに安っぽい感じがしたり、
外装もメルセデスのラインには無いタイプであったり、
どうも”ベンツファン”からするとちょっと異端児に捕らえられていますが、
私はそうは思いません。

雨の日や雪の日にしっかりとその安定性を感じさせる４WDシステムや、
背の高さを感じさせないトーションバースプリング。

特にこのトーションバースプリングであるフロントの足回りが、
このW163の乗り味を決定付けているようです。

トーションバースプリングの足回りを使って有名なモデルはポルシェ911（タイプ930）。
最新のポルシェを買った人なら最後は930といわれているモデルのフロント足回りはW163と同じトーションバースプリングです。

また当店でも大変多くの販売を進めていたフォルクスワーゲンヴァナゴン（T4）。
あの高速道路での圧倒的な安定感を魅せつけてくれるあの足回りこそ、
今回のW163が使用するトーションバースプリングなのです。

なんとなく実際に上記の2台を乗ったことがある人には良く分かる乗り味だと思います。

そんな一風変わった足回りのお陰で、
このML270CDIも乗って楽しめるメルセデスベンツとなっています！

各種徹底整備はもちろん当店が責任を持って作業後に納車！

きっちりW163を堪能いただける状態へお戻しさせていただきます！