今回は、中古車購入後の諸費用、見積書についてこれだけは知っておいた方がよいということを確認していきます。
まずは諸費用に関してですが、まずは車庫証明というものがあります。車庫証明とは簡単に言うと車を駐車するスペースを所有しているかどうかということです。よく月極の駐車場で車庫証明可能ですといった張り紙があったりするがまさにこのことです。基本的には一戸建ての家で駐車場がついている、マンションであれば駐車場を借りている、もしくは車庫を借りている等が必要になってきます。手続きは簡単で、警察署にて申請すればよいだけです。ここには申請代がかかり、販売店でも代行してくれますが、さらに別途手数料がかかるケースが多いので、時間に余裕があるのであれば自分自身ですることをお勧めします。
次に車の登録費用というものがあります。登録に関しては自分自身でとはいきませんので、販売店に代行してもらうことになりますが、やはりここでも法定費用以外に代行費用が発生します。陸運局までの交通費など様々な費用を計上し、代行費用を算出しているようですが、結構販売店によって違いがありますので、相場を把握しておいて高過ぎるなと思ったときには再度確認した方が良いと思います。
下取り車諸手続きもあります。オーナーを販売店に変更したり、場合によっては解体処理をする際の費用です。解体に関しては費用がかかることをご存知の方は多いと思いますが、実はオーナー変更にも諸経費がかかるのです。大抵の場合は名義変更のみの場合は、諸費用を請求されないことが多いようですが。
納車費用というのもあります。購入した車をユーザーの指定した場所、大体自宅が多いのですが、そこまで搬送する費用です。中古車センターに取りにいった場合はかかりません。
そして、これが一番大きいのですが、点検・整備代というものがあります。この点検・整備代というのは、まず何を指しているのか、これは中古車センターによって大きく異なってきますので確認が必要です。点検・整備代というのは納車前のことをさす場合が一番多いのですが、そうでなかった場合に必要なものかどうかもきちんと確認された方がいいと思います。また、この金額に関してもかなり中古車センターによっての違いがありますので、内訳もきちんと確認し、全てにおいて納得した状態で購入するようにしましょう。そうした知識も持っていれば、今後役に立つこともあると思いますので、そういった機会に勉強することをお勧めします。