車のしめ飾り

この時期は〆飾りを付けたクルマをちらほら見ますね。

神社のお札と同じように安全祈願なのかと長年思っていましたが、そうではなく

自宅用と同じく年神を迎えるためのものだそうです。

ずっと勘違いしていた事に気付けて良かったです★

そもそもしめ飾りには、しめ縄で作る飾りで色々な縁起モノの植物が使われています。

意味も様々で、ウラジロは長寿、ユズリハは家計を次の世代に継ぐ、ミカンの様に見えるダイダイには家が代々栄えるなどの意味があります。

形は地方によって色々ですが、良く目にするのはリースタイプのものですよね。

やっぱり車種の大小を問わずつけやすいからでしょうか。

クリスマスで使うリースが影響しているというお話もあります。

以前は車のフロントグリルに飾られているのが当たり前でしたが、最近そのタイプを見かける事が少なくなってきたような気がします。

その代わりに、車内に吸盤のあるミニタイプを飾る方が増えているそうです。

もちろん自宅のしめ飾りと同様に“松の内の終わり”のである7日に外します。

余談ですが、松の内とは本来、門松を飾っておく期間のことを指すそうです。

ちなみにしきたりや習慣は細かいところは地域ごとにちょっとづつ異なっていて、

地域によっては15日まで飾るところもあるようです。

ザックリ言うと関東地方は7日までのところが多く、逆に関西地方だと15日まで飾るというところが多いようです。

引っ越しや転勤の時に、さりげなく会社の同僚やご近所さんに聞いてみるといいかもしれませんね。