少し前、5年くらい前だったでしょうか?話題に上っていたと思うのですが、
“オートマチック車は事故を起こしやすい”という話がありました。
ちょうどその時期に、オートマチック車を運転していて、ケアレスミスというか
とても初歩的な運転操作ミスでの事故が多発し、連日報道されていたせいです。
オートマチック車は、そもそもの構造が関係し、加速以外の時は
かならず、ブレーキペダルを踏んでいなければいけませんよね。
そのせいで、長い坂道での渋滞(上りも下りも可能性アリ)や、
平たんな直線が長く続くような道路などで、うとうとして
うっかりペダルから足を離してしまい、オートマチック車特有の
クリープ現象(アクセルを踏まないのに車が進んでしまう事)のせいで
思いがけず、追突事故を引き起こしやすいという指摘が当時されていました。
またマニュアル車に比べてかなり操作が易しくなっているので、
シフトの入れ間違いや、ブレーキの踏み忘れなどが重なり、
駐車場でゆっくりバック(後進)するはずのところを誤って前進し、
人身・物損事故を起こしたり、アクセルとブレーキを踏み間違って、一気に建物に突っ込んで、大事故を引き起こしてしまうという事が起きやすくなるのも確かです。
その点、マニュアル車であれば“クラッチ”の操作があるので、
ウトウトしても追突するよりは、エンストを起こす方が確率が高いので、
うっかり事故の確率もオートマチック車に比べると低いのかもしれません。
でも、免許の取得の際、オートマチック限定で取った方が10万ほど安いんですよね。
その制度にも問題があるんじゃないのだろうか?と、最近は思っています。
中古車で購入する時は、マニュアル車の方がお安い傾向があるので何とも言えませんが。