中古車屋さんを訪れるとき、まず目にするのって
お店の敷地の管理が行き届いていそうかどうか、ですよね。
よく、荒れた中学校だとかの時に聞いたお話なんですけど、
一番目立たない部分を見るのが参考になるそうです。
例えば、事務所の天井や壁などを見るのも良さそうです。
床は、絨毯のようなものでもなければモップやダスターで
ささっとお掃除ができてしまうので、わかりづらいのですし、
テーブルやカウンターは、よく使用するので向こうも汚れに気が付きやすいです。
普段、お客様の目線で見ないと分かりづらいのが
床の隅っこの近くや、壁紙の汚れ具合などですね。
最初は汚いと思っていても、人って毎日見ていると、
感覚がマヒしてきて、汚れを汚れだと思わなくなっちゃうんですよね。
そういう小さなところの汚れを気にしなくなると、
どんどん他の汚れにも鈍感になっていくので、ある意味バロメータですね。
そうやって、大きな部分にも鈍感になるうちに
商品そのものの管理にまで、いい加減さがでてきてしまいます。
みんながみんな、そうではないかもしれないですけれど
草ボウボウのところに、いくら磨き上げたピカピカのクルマがあっても
イイ印象を与えることって、難しいと思います。
新車でもそうなのに、ましてや中古車なのであれば
インチキ感まで疑われてしまって、信用なんかにも響いてきそうです。
それにも気づかないようなお店もあるかもしれません。
みんなで使うもの、場所をきちんと管理している事は
良いアピールにもなるし、チェックポイントとして最適だと思います。