夏といえば。

この時期ならではの中古車チェックポイントがあります。

それは“クーラーの効き目”です。

新車で購入しても、車種によっては全然効き目がないように

感じられる場合もあります。

ガスの多さなどではなく、風量のパワーが根本的に違うので

どうしてもコンパクトカーや軽自動車などだと、

SUVなどから比べると、どうしても見劣りしてしまうことになります。

それは仕方がないことなのですが、

「そういうもの」だと思って油断していると

全然、クーラーの効かない車輌を購入してしまう方も居ます。

幾ら効き目が弱いとはいっても、

送風口に手や顔を当てれば、ガンガンに冷やしてくれます。

温度の調整が効くかどうかもそうですが、そもそも

冷風・温風がでるかどうかは、かならず確認しておきましょう。

“つもり”や“~だと思った”というような、思いこみは

お金が関係してくる話では、一番に避けておきたい要素です。

自分だけでは自信が無いのであれば、同行してくれる人間を前もって

必ず用意しておくのが無難です。

その時に一緒に、送風口に顔を近づけて“ニオイ”も確認するクセをつけると

確認しておけば良かったと後悔する可能性を低く出来ます。

クーラーの中には、掃除しきれなかった前使用者のニオイが

いろいろと残っていることがかなり多いです。

タバコだったり、食べ物だったり。

また焼けるようなニオイから、不具合を発見出来ることもあります。

どんなに急いでいる時でも、そういうちょっとした変化や

不具合を見逃さないように注意してくださいね。