ちょっと一息中古車談話2!!

今回は中古車について思うことをざっくばらんに述べていきます。

中古車というのは誰かが乗った車を新車よりも安く購入するというものです。つまり、誰かのお古を格安で手に入れるという感覚に似ているかもしれません。結局中古車は新しいものではないわけですので、様々なトラブルもつき物です。

一番多いのが早期の故障です。やはりこの故障が一番痛い。中古車に関しては、前に乗っていた人がどんな運転をするかによって、エンジンの状態が変化します。つまり、ワンオーナーの車がよいと言われますが、そのワンオーナーがむちゃくちゃな乗り方をしていればあまり関係ありません。ワンオーナーの車を探すよりも、タバコ臭がきつい車や、年式の割に走行距離が多いといった車は要注意です。その車がバンとかで仕事利用であれば問題ありませんが(エンジンに関しては)、そうでなければかなり荒い運転で乗り回していた可能性があります。

やはり、中古車を買うときには「夢やロマン」を追い求めたいという方もいらっしゃいます。20年以上前の外車を求めたりする方もいます。この場合は移動手段の車は別に確保していて(例えば嫁の所有車など)、その車は遊びの車という使い分けをします。こういった場合は早期の故障があっても仕方ないという方がほとんどですし、車好きの方ですので自分自身で修理できる方も多いです。

また、夢やロマンの続きでサーキット場で走るための車を中古で購入している方もいます。そういった方は車を整備するための専用ガレージ(都会の場合はレンタルガレージなど)を所有し、自分で整備やチューニングを行います。こういったケースの中古車は、この手の買い物をする方に言わせると「箱を購入する」ということらしいです。つまり、車体を購入し、それを整備して乗れるようにし、そしてサーキット場に繰り出し走りを楽しむという流れです。以前の若者は山を攻めにいく(頭文字Dの世界)ということもしていました。今は取締りが厳しくなっていますので、なかなかそういったことはありませんが。

生活が苦しくて車は中古車しか買えないということであれば、正直中古車に夢はありませんが、上記のような内容であれば中古車に夢やロマンが詰まっています。以前、女性でしたが金のアルテッツァに乗っている方がいました。本当に車が好きらしく、中古で購入していろいろと整備して乗っているようでした。こういった趣味は確かにお金がかかりますし、しょうもないといえばそれまでですが、はまるとほんとに抜け出せません。