今回は筆者も乗っていたことがあるアルトワークスについて述べます。
アルトワークスに私が乗っていたのは8年程前になります。ちょうどマイナーチェンジ前の形がまだはやっていた頃です。私自身黒色とシルバーのツートンのRS/Zを購入しました。正直親からはもっと他にも良い車があるんじゃないのといわれるほど、結構値がはったのを覚えています。それだけ人気も高く、値崩れをおこしていない車であったわけです。
私がほれ込んだのは、その外観や内観がかもし出す神秘的な何かでした。とにかく一目ぼれということです。5速マニュアルだったのですが、とにかく加速が良い、ターボの吹きぬける音も最高でした。2ドアであったり軽自動車で、車体の軽量化で加速が良いということもあって、人数を乗せてのドライブにはあまり向きませんでしたが、助手席に1人乗せてのドライブは最高でした。
特に山道を走り回ったりするのには向いていて、普通車と比較しても引けをとらない走りに快感を覚えたり、とにかく楽しい車でした。こんな車だったので、ハンドルをモモステに変えたり、強化クラッチを入れたりして、走りを追求しながら楽しみました。結構違反をしてしまうことも多く、点数がない日々が続きましたが(今では筆者はゴールド免許です)。
ただ、アルトワークスにも欠点がありました。それは車体が非常に弱く、事故をすると大変な事になるということです。幸い筆者は大きな事故を起こす事はありませんでしたが、ガードレールにぶつかった事があり、その時結構車体がへこんでドアを代えないといけませんでした。車ってこんなに簡単にへこむんだと思っていましたが、どうもアルトワークスだからということもあったようです。安全性という面において、ちょっと難があるという事が廃盤になった理由かもしれません。
現在でもアルトワークスを公道で見かけることもありますが、もう廃盤になって大分経ちますので、数はかなり少なくなっています。アルトワークスの後継として発売されたkeiワークスというターボ車の軽自動車がありますが、正直あまり魅力的ではありませんでした。多分そう感じている方は多いのではないかと思います。今でもkeiワークスよりもアルトワークスの方が少ないといっても見かけることが多いくらいですので。
アルトワークスには走りでも見た目でも今の車にはない魅力がありました。もちろん今の車もスタイリッシュで魅力的な車も多いですが、大人のおもちゃとしての魅力はアルトワークスの方があったように思います。