まだまだ続く人気があった中古車

今回も前回の続きで、人気があった中古車を述べていきます。

一時(今も人気がないわけではありませんが)流行ったのがドレスアップカーです。ワンボックスカーやワゴン車などに多かったです。例えばSMXやbB、エスティマなどはすごく流行っていました。SMXに関してはホンダの軽自動車ライフ、もう1つ大きいステップワゴンと3車種で人気があったように思います。3車種とも後ろから見るとどれも同じように見えていました。しかし、横から見ると大きさが全く違うという感じでした。そしてどの車種もドレスアップが大変似合う車でした。SMXはもう廃盤となっていますので、廃盤になってから逆に人気が再燃してということもありましたが、若者のデートカーというコンセプトでした。4人乗りなので大人数が乗れる車ではないのですが、車内空間が広くベンチシートを採用していましたので、カップルでドライブということに最適でした。さらにエンジンの吹き上げも大変よく、加速しやすい車であったように思います。その代わり余り燃費は良くなく、2000CCということからから税金も無駄に高いというデメリットもありましたが。

次にトヨタのbBですが、これは現在も形をフルバージョンアップして存在していますね。bBの魅力は斬新なデザインにあると思います。今の形も非常にユニークですが、SMXと同時期のbBも斬新的なデザインでした。箱型でしたが本当に角ばっていて、個人的には黒が大変似合うちょっといかつい系の車だなと思います。ドレスアップももちろん当たり前の車でしたし。bBもデートカーというコンセプトは同じですが、よりデザインを重視しており1500CCということもあり、走りにおいてはSMXに劣るかなと思います。

そして、今でも中古車市場で多いのがエスティマです。ワゴンなのにスタイリッシュということで人気を集めたと思います。今はワゴン車でもスタイリッシュな車種は増えていますが、エスティマが販売開始された当初は、ワゴン車は多く人が乗れる車、つまり人を運ぶ車のようなイメージがありました。それが、例えば新婚でもワゴン車に乗るということが一般的になったのがこのエスティマの影響があるのではないかと思います。個人的な見解ではありますが。

今回取り上げた車種は基本的に若者向け、というか若者に人気があったものですが、若者に人気があったということは中古車として人気があったと思って頂いて良いかと思います。例えばエスティマなど新車であれば300万付近だったと思いますので、若者が買う車ではありません。このように、中古車から人気が沸騰するという車もあるわけです。