ローンを組んで車を購入される方も多いと思いますが、ローンの支払途中でも車を手放さなければならない時でも車が売れるのでしょうか？
ローンを組んで購入した車の所有者は、購入者の支払いが終わるまでは「クレジット会社・信販会社・ディーラー」になります。つまり、基本的には勝手に車の売却をすることはできないのですが、実際はローンに残債があても車を売却することは可能です。 その場合は、２つの方法があります。
一つには、車を売ったお金で返済をする方法で、ローンの残りが３０万円だったら、車が３０万円以上で売れればそこからローンを返済する形にすれば車は売却が可能です。
もう一つの方法が、新しくローンを組み直すという方法で、もし、ローンの残が３０万円で、仮に車が２０万円であれば、その２０万円全額を返済して、残りの１０万円について新しくローンを組み直すことで車の売却は可能になります。
車の購入にローンを組んでいる場合、その車の所有者はローンを借りているローン会社の物になります。この様に、自分が購入したにもかかわらず名義人を自分名義とならない場合は「所有権留保」と呼ばれ、そのシステムにより売却する事はできません。
そのために、ローン残債がある場合、それを一旦全部一括返済してロ所有権を自分のものにしなければならないのですが、先に説明したように「車を売ったお金で返済をする」または、「新しくローンを組み直す」かすることによって、車の売却を可能にするのですが、 わざわざ自らでそれをやらなくても、買取店がその手続きを代行で行なってくれます。 所有権解除の手続きに必要な書類として、「印鑑登録証明書（発行3カ月以内）」「車検証」 「実印」「委任状（買取業者に用意があります）」「自動車納税証明書」がありますので事前に準備をしておきましょう。
