アメ車の購入はGMCの中古車を検討しよう

アメリカを代表するゼネラルモータースのSUVブランドのGMCの中古車選びは慎重に考えなければいけません。というのもGMCが販売する各車両は、国土の広いアメリカならではの車です。中でもユーコンシリーズは搭載エンジンが小さいもので総排気量4800ccV型気筒、最大出力280馬力のものや、ミディアムクラスの総排気量5600ccで同じくⅤ型8気筒、最大出力320馬力、クラス最高レベルの総排気量6000cc、V型8気筒、最大出力350馬力などのメガトン級のグレードが勢ぞろいしています。車体もメガトン級で全長も5m14cmセンチに車幅2m車高2mに対してロングサイズのXLともなると5m56cmと、とてつもないガタイの車です。燃料タンク容量は98.4Lです。内装や装備はアメリカ人好みに作ってあり、シートは高級革張りで、運転席周りの装備の高級感もかなりQualityが高いです。GMCの日本への正規輸入は行われていなく、これらを販売する業者は並行輸入かオークション買取が主です。


従来は軍用車やキャンピングカー、バスなどの大型輸送車両の製造を得意とし、現在ではSUVの製造までに展開を広げてきています。軍用車両としても使われるくらいなので、ボディーの強度やエンジン、足回りに関してもタフで丈夫な作りであると言えますが、なんせ2tをゆうに超える重量を動かすだけでもかなりのガソリンが食うところに、6000ccなどの大排気量は1リッター走行4kmから5Kmが限界で、さらにその燃費の悪さを補うために燃料タンクは100L弱となるため、日本で月2回の給油となると30000円くらいにはなってしまいます。車検費用、自動車税、重量税、燃費、修理代、どれをとっても高額となるため、あまり日本向きではないことだけは間違いありません。ユーザーの多くは高額所得者もしくわマニアで、高額所得者は車用車などにして税金の調整に利用していることが多く、言うまでもなく新車の並行輸入での購入が多いです。中古車の場合、当たり外れがあり、買って乗ってみないとわからない点があります。しかも、オークションではかなりプライスが低いにも拘らず、店頭価格は結構高めに設定したあります。ですが、この大きさと高級感で高値でも買う人が安く感じることがあります。維持費をよく考えて購入を検討しましょう。