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自動車買取の常識非常識
事故車の定義とは何か?

中古車査定における「事故車」とは、「交通事故に限らず自動車のフレーム(骨格)に大きなダメージを受けて交換または修理した経験のある車」と定義されています。

したがって、直接フレームに関係ない個所、バンパー、ボンネット、ドア、フェンダー、トランクフードなど外板を修理、交換しただけの中古車は、事故車にはなりません。

例えば、駐車場での車庫入れの際に、バンパーをこすってしまってなおしたという場合 これは事故車には該当しないということです。

事故車というと商品としてのイメージは決して良い物ではありませんよね。これは事故車ですと聞けばいくらか価格が安くても、購入者にはかなりの抵抗伴うものですそれゆえに事故車は相応な値引きをしないと再販できないのが実態です。

つまり、車をぶつけられ骨格部位を交換、あるいは修復したものは修、修復歴のない車と比べて、価格的なハンディキャップが生まれてしまうのは仕方のないことです。「事故車」として認定されてしまえば、査定金額は約20%の減額は間違いないでしょうし、事故の程度や事故による損害個所が多ければそれに応じて減額は多くなってしまいます。

事故車は必ず正直に申告すること

では、そうした事故を起こしてしまった時、どの程度までを事故歴として申告すべきでしょうか?例えば、駐車場でドアミラーをこすって交換したとかまたはバックした時にリアバンパーをぶつけたといったことはよくあることです。

どの程度からということで考えていけば、「事故車」として認定されるような「車体の骨格部分が損傷し修正または交換した」といった重大な事故の場合は、必ず正直に申告すべきです。さらに、ボンネットやドア、トランクなどを「交換しなければならないほど大きなダメージを負ったとき」にも必ず申告をしておいたほうがよいでしょう。

最近の板金塗装技術はかなり優れていて、ちょっと見ただけでは全くわからないほどまでに修復が可能です。最初は見破られなくても、何人ものプロが、その視点でチェックを入れていきますのとくに現在はオークションに回され、そこで程度をさらに、厳しく判断されますので必ず事故歴はわかってしまうと考えておいて間違いはありません。

もし、偽って事故歴を申告しなかったりすると、返金要求どころか、最悪の場合、損害賠償請求の問題が起こることもありますので注意が必要です。