山口県で中古車業を営む。大島郡周防大島町

仕事で、ここ、山口県大島郡周防大島町に最近引っ越して参りました。私は北海道でもともと、中古車販売を営んできた者です。北海道は冬が長く、雪が多いといった特徴があり、そのおかげで道民は自動車とは切り離せない生活になっていると言うべきであります。これは、日本全国どこの地域であっても、ここまでクルマと住民が密接に関わりを持っている、というのは、やはり、東北地方を除いては、ここが特徴的であると言って過言ではないでしょう。札幌市を除いてはやはりこのような特徴がありますので、どうしても４WDが好まれると言った状況もまた、然りです。当然のように私も、お客様には４WDを勧める機会が非常に多く、お客様からの問い合わせに関してもまた、似たような現象が起きております。そんな訳で、２駆にくらべて４駆は、いったいどのくらい違うのでしょう？北海道に限らない事ですが、例えば、道が非常にぬかるんでいる状態、と言えば説明がしやすいのですが、駆動輪が、ぬかるみの泥の中に入り込んでしまい、全く言う事を聞かない、といった状態にしばしば、陥るのです。雪が深く積もるとその傾向が非常に強くなる事から、皆、その為に対策をとるわけです。北国では車載道具に、そういったものが標準装備されている事が多いんです。それでも、抜け出せない時は、やむをえず、JAF等のロード―サービスにお願いしてしまうんですが、出来る事ならそれはしたくない。そこで４駆の場合をご説明いたしますと、駆動輪は４輪ある訳ですから、相当なスタックをしてもいともたやすく、抜け出せるというわけです。これは、非常に便利な仕様というべきでしょう。またそれだけではありません。冬は気温が下降し、時にはマイナス何度といった気温になる地域は、路面も凍結する現象に、必ず襲われます。そんな時は当然冬用のタイヤを装着するのですが、発信の際に、駆動輪がズルズルと滑り、なかなかスムーズに行える事は稀でしょう。特にマイナス３～４度位の気温の時、日当たりのよい路面などは、表面が融解しスケートリンクの表面のようにツルツルになるんです。このような道ばかりになると、発進自体がもはや、大きなストレスになっていく事でしょう。しかし４駆では、このような場合にも最大限に威力を発揮します。ですから、路面状態の良くない道を多く走行する可能性がある、という方にとって、４WD車は欠かせないものになるでしょう。