選択をクリックして中古車条件を選んで下さい

新生GMが送り込んで来る新しいアメリカ車　シボレーキャプティバ　中古車

シボレーキャプティバは韓国GMが生産するSUVモデルだ。これまでGMはアメリカを象徴するスポーツカーや主力のブランドを日本で販売してきたが、新しく生まれ変ってからはグローバルブランドとして幅広い車種を投入してくるようになっている。その戦略のひとつがこのキャプティバの日本導入である。このクルマは2.4リッター4気筒エンジンを搭載し、サイズは全長4690mm、全幅1790mmと日本の道路環境にもマッチするサイズのSUVとなる。クルマの作りとしてはかなりグローバルブランド感が強く、一般的な日欧のクルマと比較すると作りも異なって着ていることを感じる。これまではアメリカ車としての基準で作られていたものがグローバル基準で作られているというわけだ。インパネ周りも収納スペースを多く作っており、世界中でアピールするような細かな神経を使うようになっている。ただ、乗り心地そのものはアメリカ車のテイストが強く残されており、走り出してみるとほっとする乗り味である。


このキャプティバには米国と韓国以外にもグローバルで様々な国が生産に絡もうとしている。デザインはこの二カ国中心に進められてきているが、技術的には米国、韓国、メキシコが絡んでおり、パワーとレイン自体は米国とオーストラリアのジョイントベンチャーが担当。生産は現在の韓国のほかに、さらにロシアや中国、タイ、エジプトでも行われる計画がある。日本で販売される車はキャデラックSRXが共通のプラットフォームを採用しており、4気筒エンジンはオペル・ボォクソールのものと基本設計を共有するといったグローバルサプライチェーン、アライアンスが展開されている。もはや製造国だけでどこの国のものということはできなくなってきているわけだ。このクルマは日本で発売されてからかれこれ1年半経過しており、国内の中古車市場にもかなりのクルマが登場し始めている。価格的にも買いやすいゾーンに入ってきており、今後このクラスのSUVを検討される方にとってはひとつの大きな選択肢になってくるのではないだろうか。