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各国と共同　ダイハツ　ハイゼット　ピック　中古車

ダイハツが、各国と業務提携して開発した7代目モデル。イタリアではピアッジオとの業務提携により、トラックとバン・コンビ・ ワゴンがポーターとして、また韓国では起亜との業務提携により同じくトラック・バン・コーチが起亜・タウナーとしてライセンス生産された。その後1986年5月にフルモデルチェンジし、型式は2WD車が「S80」、4WD車が「S81」となる。エンジンは2気筒AB型から3気筒EB型に変更されパワーアップ。スタイル重視のデザインを採用し、フラッシュサーフェイス化されたボディにスライドドアに世界初採用された下降窓、縦方向に大きな窓ガラスが特徴である。若年層に人気であったがスタイル重視がウィークポイントとなり660cc後は後発ライバルに荷室の広さで劣勢に立たされ、販売が伸び悩む。バンにはバックドアのガラスを開閉可能なダブルハッチが設定され、この機能は同世代である2代目ミラにも採用されている。実用性に乏しく660cc化された際に廃止された。10インチタイヤ装着車両は最小回転半径3.5mとなり、550cc以降の軽自動車で最小の回転半径である。12インチタイヤ仕様は3.6m、参考ながら6代目および9代目は3.7m、8代目は3.8mである。10インチタイヤは2WD、12インチタイヤは4WDで採用されている。1987年9月トラックモデルにスーパーチャージャー搭載車を追加。しかしスーパーチャージャー仕様はエアコンコンプレッサー部に過給機を装備する為、エアコンを装備する事が不可能となっているなど、商用目的のユーザーにもキツかった。1988年10月な再度マイナーチェンジを行い、バンの後ろを切り取り4人乗りトラックとしたデッキバンを追加。1990年4月のマイナーチェンジでは新規格として、型式は2WD車が「S82」、4WD車が「S83」となる。エアコンを付けれないスーパーチャージャーは廃止し660ccEF型エンジンへ変更された。4WD車の上級グレードに限りフロントディスクブレーキが標準装備となる。中古車は数万円から購入ができ、大事な足となるだろう。